第9回日本うつ病学会総会

The 9th Congress of the Japanese Society of Mood Disorders

テーマ:今こそ問う、うつ病のパースペクティブ

会長:石郷岡 純  東京女子医科大学医学部精神医学教室 主任教授

会期:2012年7月27日(金)・28日(土)

会場:京王プラザホテル

ご挨拶

このたび、第9回日本うつ病学会総会を、来る2012年7月27日(金)、28日(土)の両日、京王プラザホテル(東京・新宿区)で開催させていただく運びとなりました。

今回の総会のテーマは「今こそ問う、うつ病のパースペクティブ」といたしました。パースペクティブという言葉はもともとは遠近法のことを意味しますが、そこからさらに眺望、見通しといった意味で使われます。うつ病概念の拡散というテーマはここ数年の大きな関心事でありましたが、そこには用語の混乱から、疾患概念の広がり、さらには社会学的見地から捉え直すといった動向まで、あらゆる水準のものが含まれており、どちらかというと混沌さが感じられるものでした。そこで、今回はこの動向そのものに目を向け、その意味するところを歴史的に捉え直し、専門家集団として俯瞰してみたいという期待を盛り込みました。

プログラムをご覧になればお分かりいただけますように、今年もうつ病の多様性を反映した内容になっておりますが、ここ数年の議論の成熟を背景に緻密さを一層増したものとなっています。各シンポジウム・ワークショップはテーマのひとつひとつが重要なものばかりで、どのセッションに参加するか迷われる方も多いことと思いますが、企画者側の力不足でこのような配置になったことをお詫び申し上げます。しかし、様々なバックグランドの方々が参加する本学会ならではの、職種を超えた議論が展開されることが期待されるプログラムとなったことは間違いありません。基調講演は、我が国の双極性障害治療の先駆者である渡邊昌祐先生にお願いしました。注目される本疾患を歴史的に俯瞰するまたとない機会となるでしょう。招待講演では、テキサス・ヘルスサイエンスセンターのCharles Bowden先生から気分障害の包括的なお話をいただけることになっておりますので、お聞き逃しのないようお願い申し上げます。最終日には恒例の市民公開講座も予定されており、本学会の重要な活動である社会貢献も果たす所存です。

開催日程は7月の最終週で暑さも厳しくなる季節柄でありますが、ポスターにあしらわれている花火のように、爽やかな事後感が印象深く残る学会運営を務めてまいりますので、多数の方々のご参加、並びに活発なご議論をよろしくお願いいたします。

第9回日本うつ病学会総会 会長 石郷岡純会長写真
第9回日本うつ病学会総会
会長石郷岡 純
東京女子医科大学医学部精神医学教室

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