会長挨拶 第19回日本家族性腫瘍学会総会 会長医療法人野口記念会野口病院 外科部長   内野 眞也大分大学医学部腎泌尿器外科学講座 教授  三股 浩光

 この度、第19回日本家族性腫瘍学会を2013年7月26日(金)、27日(土)に、大分県別府市のビーコンプラザにて開催させていただくこととなりました。本学会が九州で開催されるのははじめてということで、スタッフ一同熱い歓迎でお迎えできるよう、現在準備いたしております。
 近年の分子生物学の発展により、多くの家族性腫瘍の原因遺伝子が解明され、本学会は基礎研究者と臨床医との間における重要な橋渡しを行ってきました。家族性腫瘍は比較的まれな疾患ですが、腫瘍が全身の複数臓器に発症するという特殊性があり、各専門領域の複数の医師が関与してきます。一方では、患者様を全人的にみていくという必要性も求められています。本学会は横断的な学会で、様々な職種の医療関係者が一同に会して、医師と同等に自由にディスカッションできる雰囲気が特徴でもあります。今回の学術集会では、本学会がこれからの医学界においても新しい風を生みだし、その風から未来へ向けて大きな流れを作ってほしいという意味を込めて、「家族性腫瘍の風、今ここから未来へ」というテーマといたしました。特別講演やシンポジウムなどの企画はこれから順次決めていきますが、家族性腫瘍の演題であれば、特に臓器の限定なく、演題を募集したいと思います。

 別府市は日本有数の温泉地であり、風光明媚な山と海に囲まれた環境にあります。観光名所や娯楽施設も数多く存在し、また学会の時期はちょうど山や海のレジャーにも最適な時期でもあります。少し足をのばせば、湯布院・阿蘇まで観光も可能です。暑い季節の開催となりますが、夏休みにはいって最初の週末ですので、ご家族ご一緒での旅行もよいと思います。家族性腫瘍学会の魅力を少しでも多く発信することができるよう、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。