開催概要

当番世話人 菅井 有 岩手医科大学医学部 病理診断学講座
研究会 会期:2017年1月20日(金)
会場:アイーナ(いわて県民情報交流センター)
(〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7−1)
演題募集期間 2016年8月29日(月)~10月3日(月)正午
登録はこちら
主題 【主題Ⅰ】大腸癌浸潤先進部分における病態と臨床応用
【主題Ⅱ】Advanced diagnostic endoscopyを用いた大腸癌の診断 
【主題Ⅲ】直腸癌に対する手術の工夫:より安全に手術を行うために
主題詳細 主題Ⅰ 大腸癌浸潤先進部分における病態と臨床応用
大腸癌の浸潤先進部では癌の低分化胞巣化がしばしばみられ、大腸癌の予後指標として有用性が指摘されている。これらの所見は胞巣の大きさにより芽出像と低分化胞巣に区別されているが、両者とも大腸癌の予後やリンパ節転移の指標として用いられてきている。このように癌の浸潤先進部では癌の生物学的性格を決定する形態学的変化が起きており、それらを基礎付ける考えの1つとして芽出像と epithelial mesenchymal transition (EMT) との関連性が指摘されている。一方浸潤先進部では癌胞巣周囲の間質にも種々の現象がみられ、cancer associated fibroblast (CAF) や tumor associated macrophage (TAM) などの新しい概念が報告されている。癌の浸潤先進部では癌胞巣とその周囲間質などが一体となって、微小環境という浸潤に適した環境が形成されており、大腸癌においても癌の浸潤・転移に重要な役割を担っていることが指摘されている。現在行われている大腸癌浸潤先進部における先進的な基礎研究と臨床応用についてのご発表を期待する。

主題Ⅱ Advanced diagnostic endoscopy を用いた大腸癌の診断 
大腸癌の診断と治療方針決定において、大腸内視鏡検査は必須の検査法である。Advanced diagnostic endoscopy (ADE) は、通常光内視鏡検査では観察することができない詳細な所見を拾い上げる内視鏡検査法の総称であり、大腸癌の範囲や深達度診断に必須の手技となりつつある。なかでも、 NBI 拡大内視鏡を用いた JNET 分類は大腸腫瘍の内視鏡診断における新分類法として今後が期待されている。そこで本セッションでは、大腸癌診療における NBI、BLI、AFI、endocytoscopy などを含む ADE の現状と将来について討論したい。通常光観察との比較、ADE 併用の意義など多方面からの検討を広く公募する。奮って応募いただきたい。

主題Ⅲ 直腸癌に対する手術の工夫:より安全に手術を行うために
直腸癌に対する外科治療は、根治性と機能温存の両立が最大のテーマであり、開腹手術、腹腔鏡手術問わずその両立が図られてきた。最近では、コンベンショナルな開腹手術や腹腔鏡手術に留まらず、Reduced port やロボット手術、さらには経肛門的アプローチによる低侵襲手術なども注目され、直腸癌手術は多様化を呈している。本セッションでは、根治性と機能温存の両立を、より安全に行うための最新の手術手技を提示して頂き、手技の目的、適応、メリット、ピットフォールについて発表していただきたい。
大会事務局 岩手医科大学医学部 病理診断学講座
〒020-8505 岩手県盛岡市内丸19-1
プログラム委員 松本 主之 先生(岩手医科大学内科学講座消化器内科消化管分野 教授)
中村 昌太郎 先生(岩手医科大学内科学講座消化器内科消化管分野 准教授)
大塚 幸喜 先生(岩手医科大学外科学講座 准教授)
運営事務局 株式会社コンベンションリンケージ LINKAGE東北
〒980-6020 仙台市青葉区中央4-6-1 SS30ビル20階
TEL:022-722-1657 FAX:022-722-1658
E-mail:jsccr86@c-linkage.co.jp