平成29年度日本臨床衛生検査技師会/中四国支部医学検査学会(第50回)

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ご挨拶

第35回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会 会長 清川 兼輔泰

第35回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会 
会長 清川 兼輔 
(久留米大学医学部形成外科・顎顔面外科学講座 主任教授)

日本頭蓋顎顔面学会は,主に顔面頭部の骨(骨折や骨切り手術など)を対象として35年前に設立された学会ですが,現在は顔面の先天異常や頭頸部再建からレーザーを含めた美容外科領域に至るまで広い範囲をその対象としています。特定の臓器をもたない形成外科にとってこの「顔面領域」は唯一の臓器であり,その意味で本学会は日本形成外科学会の二階立て部分の学会として日本創傷外科学会と並ぶ極めて重要な学会であり,いわば車の両輪です。

さて,このたび私ども久留米大学形成外科・顎顔面外科学講座で,2017年11月16日(木)・17日(金)の2日間の日程で第35回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会を福岡電気ビル共創館にて開催させていただくことになりました。そして,本会のテーマを『静と動』に決めました。確かに顔面では表情のない時の整容性は非常に大事ですが,顔面には喜怒哀楽による様々な表情があり,その表情の際の動きや動いた時の整容性も同時に非常に重要なポイントです。本学会が骨に対する手術を中心として開催されてきたため,今までは主として前者にスポットがあてられてきました。しかし近年,例えば顔面神経麻痺に対する動的再建など後者にも徐々にスポットがあてられつつあります。このことは顔面瘢痕に対する手術においても同様で,表情を表した際に皮膚が陥凹したりひきつったりするようでは,その手術は不十分と言わざるを得ません。

以上のように今回の学会では,顔面の骨や軟部組織の形だけでなく,軟部組織の動きにもスポットをあててみることとしました。すなわち,患者さんが人前で顔を隠すことなく笑ったり喜んだり,たまには泣いたり悲しんだりできるようにすることで,患者さんの人生はより充実したものになると考えています。

本学会の特別講演としましては,九州国立博物館館長である島谷弘幸氏に「書の歴史について(仮題)」,また国立国際医療研究センターの満屋裕明先生には外科医が注意すべき「エイズの研究(仮)」について御講演いただく予定です。また招待講演としましては,韓国頭蓋顎顔面外科学会の理事長であるLee,Byung-il先生を招聘しております。さらに本学会では,テーマの1つである『動』についての教育講演やシンポジウムおよびパネルなどのほか,小耳症手術のハンズオンセミナーなども計画しており,参加者が有意義な知識や情報を少しでも多く得られるようなものにしたいと考えております。そしてひとりでも多くの患者さんがより豊かな人生を歩む事ができるようになれば幸甚です。

本学会ではスポンサーになっていただける企業が少ないことから,経費をできるだけ削減したいと考えています。学術集会の経費はできるだけ参加者の参加登録費等をもってまかなうのが本来のあり方ではありますが,実際にはそれだけでは不十分で,企業の皆様方の御援助にも頼らざるを得ないのが実情です。本学会が今後も発展していく為には是非ともできるだけ多くの先生方に学会に入会し学術集会に参加していただくことが必要で,皆様方の力で本学会を学問的にも経済的にも支えていただきます様お願い申し上げます。

平成29年度日本臨床衛生検査技師会/中四国支部医学検査学会(第50回)