会長挨拶

第22回サイコオンコロジー学会
会長 岡村 仁
(広島大学大学院保健学研究科 教授)
このたび、第22回日本サイコオンコロジー学会総会を担当させていただくことになりました。
平成19年4月よりがん対策基本法が施行され、全国に良質のがん医療を提供することが義務化されました。サイコオンコロジーの領域では平成19年6月に出されたがん対策推進基本計画の中で「精神腫瘍医」の言葉が用いられ、その役割が強調されるなど、サイコオンコロジーに対する関心やサイコオンコロジストへの期待が徐々に増してきています。本学会においても、会員数が1000名を超え、また社会的な責務を果たすため学会の法人化がすすめられるなど、学会の位置づけや動きにも大きな変化が起ころうとしています。こうした中で第22回総会を担当させていただくことは大変光栄なことではございますが、同時にその責任の重さに身の引き締まる思いをしています。
今回、第22回の総会を開催するにあたり、多職種間の連携を通して、がん早期から終末期までのシームレスな心のケアを目指していくといった意味を込め、テーマを「がん医療における心のケアの拡がり」とさせていただきました。本総会を通して、がん患者さん、ご家族がよりよい心のケアを受けられるようになることに繋がるよう、主催者として努力してまいる所存です。参加される皆様にとって有益であり、かつわが国におけるサイコオンコロジーが飛躍できる総会になることを期待しております。
会期は2009年10月1日(木)、2日(金)の2日間で、会場は広島市のメルパルクHIROSHIMA(http://www.mielparque.jp/hrs/hrs01.html)を予定しています。また、総会前日の9月30日(水)の午後には、医師、看護師、心理士のそれぞれを対象とした研修会を計画しています。
どうか皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。