てんかんは100人に1人が患う頻度の高い脳の病気です。症状は短時間ながら、多様であり、また突然に起きます。てんかん治療は進歩しているにも関わらず、この特徴から病気に対する正しい理解が充分に進まず、社会的心理的な悩みを抱えている人は少なくありません。

てんかんのある人で芸術的な才能を発揮した人は多く知られています。作品を病気と結びつける必要はありませんが、病気があること、またそれに向き合うことで生み出される創作は存在します。発症を契機として、あるいはその病態ゆえに独特なアートを創出している人もいます。病気のある人を支える方が、その行為を通じて感じ取った心の動きをアートに表現することもあるでしょう。
日本てんかん学会は昨年、てんかんのある人と支える人のアート作品を一般公募し、「てんかんをめぐるアート展」を開催し好評を博しました。今年は11月1~5日に、京都で日本てんかん学会第51回年次学術集会に重ねて、第2回のてんかんをめぐるアート展を企画しております。

京都は明治のはじめに仏教界などの民間の努力が実って設置された京都療病院(現府立医大病院)の伝統からも示されますように医療に対する意識が高く、このような土地柄で疾患についての正しい認識を持ってもらうことは一般の方の啓蒙活動としてたいへんに重要です。本アート展が、アートに親しむとともに、てんかんとアートについて考える機会、さらにはてんかんの啓発に役立つ機会、そしててんかんのある人が社会参加するひとつの契機になればとおもいます。
テーマやジャンルは問いません。広く作品をお寄せください。(募集要項)

応募期間

2017年6月1日~8月31日(当日消印有効)

  • 応募用紙ダウンロード(PDF)

てんかんをめぐるアート展 2017

会期:2017年11月1日(水)~5日(日)
会場:京都大学総合博物館
〒606-8501 京都市左京区吉田本町

2017.11.1~11.5の会期中、事前申し込み不要、別途入館料は必要。
一般400円、高校・大学生300円、小中学生200円