会長挨拶

このたび「てんかん治療の未来を拓く―標準化から個別化へ―」をメインテーマとして、第43回日本てんかん学会を弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座主催で弘前市にて開催させていただくことになりました。

本学会では、メインテーマに沿って多角的な視点から現時点でのてんかん学の現況とこれからのてんかん治療を見据えた企画を可能な限り盛り込みました。期間中には、てんかん臨床および基礎研究に関する最新かつ興味深い演題が数多く発表されます。また、J.L.Noebels先生、M.J.Brodie先生の特別講演のほか、各種シンポジウム(アジアシンポジウム『部分発作の治療』・2nd KES-JESジョイントシンポジウム等)、レクチャーも企画しており、国内外からお招きしたエキスパートの先生方にお話していただきます。さらに、学会終了後の10月24日には国際シンポジウム『Pharmacogenomics in Epilepsy』をポストコングレスとして企画いたしました。このポストコングレスでは、てんかんの薬理遺伝学に関連する最新のテーマについて第一線でご活躍中の研究者の方々の御講演と一般演題のポスター展示を同時に行います。

今大会は、学会前日の研修セミナーなどの日程も入れますと4日間におよぶ日程となります。その間、早朝から夜までたっぷりてんかん学の話題にひたっていただけるのではないかと思います。

ちょうどてんかん学会開催時期は、開催地の弘前では周辺の多くの観光名所から小さな何気ない路地に至るまで、秋の気配に満ちています。学会へのご参加のみならず、ぜひこの機会に弘前の空気もたっぷり御堪能していただき、しばし安らぎの時間もお過ごしいただければと思います。

ちなみに、私どもの講座で本学会を主催させていただくのは今回で3回目となりますが、今回の学会がてんかん医療の発展に少しでも役立ち、てんかん患者さんの包括ケアのさらなる向上につながることを願いつつ、皆様のご参加を心よりお待ち致しております。

第43回 日本てんかん学会(弘前)

会長 兼子  直
弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座・教授
副会長 岩佐 博人
青森県立精神保健福祉センター・所長
弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座・臨床教授

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