ご挨拶
日本線維筋痛症学会第6回学術集会開催にあたって
日本線維筋痛症学会第6回学術集会
会長 浦野 房三
JA長野厚生連 篠ノ井総合病院 リウマチ・膠原病センター

 来る平成26年9月13日(土)、14日(日曜日)、JA長野県ビルにおきまして、日本線維筋痛症学会第6回学術集会を開催することになりました。本学会には、全国から約300名の会員が一同に会して、一般演題の発表を行うとともに、特別講演、ランチョンセミナー、シンポジウムが行われます。
 線維筋痛症は欧米では一般の人々にも浸透している病名ですが、本邦ではようやく一般の人々にも少しずつ知られ始めましたが、未だに十分に浸透しているとはいえません。
 線維筋痛症の診断が遅れることが多く、医療関係者にも十分に浸透していないことが考えられます。また、線維筋痛症は疼痛性疾患ではありますが、整形外科、リウマチ科のみではなく膠原病内科をはじめ、一般内科、外科、心療内科、精神科、産婦人科、泌尿器科、皮膚科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、ペインクリニックなど、多くの各診療科が関係しており、非常に学際的な疾患です。線維筋痛症はCentral sensitizationの輪に位置し、極めて多くの専門分野が協力せざるを得ない状況であります。また、疾患概念、臨床病態、治療に関しましては近年の技術革新により日進月歩の状態です。
 そのようなバックグラウンドから、今回のメインテーマを「線維筋痛症と学際的調和」とさせていただきました。いろいろな立場の研究者が一堂に集い、調和をもった学際的交流を期待したいと考えております。
 また、特別講演として、子宮頸癌ワクチン接種後起こる疼痛症状について、線維筋痛症に関連した病態を考えている西岡理事長のご尽力により、イスラエルTel-Aviv UniversityのShoenfeld Yahuda教授をお迎えして、特別講演を企画しております。この疼痛は同ワクチン接種後のアジュバンドにより誘発される脳内免疫異常のASIA症候群が考えられております。自己免疫の立場から斬新的なご講演が聴かれるものと期待しております。
 皆様のご参加心よりお待ち申し上げております。

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