ごあいさつ

タイトル

 平成24年10月11日(木)〜12日(金)にホテルグランヴィア京都にて、第33回日本肥満学会学術集会を開催させていただきます。今回のテーマは、本学会の新しい肥満症診断基準の発表、肥満症専門医ならびに生活習慣病改善指導士制度の発足を受けまして、「肥満症への新戦略」とさせていただきました。本学会に関わる基礎、臨床、コメディカル、企業など多方面の皆様が、肥満症への新たな戦略を立て、実施する契機にしていただければ、と考えております。

 我が国において肥満の発症頻度は、経年的に増加しています。肥満をベースとして、高血糖、脂質異常症、高血圧などの代謝血管異常が高頻度で発症します。特に内臓脂肪型肥満に軽度でも高血糖、脂質異常症、高血圧が合併した状態はメタボリックシンドロームと診断され、動脈硬化発症の頻度が高まることから、早期の治療介入が必要となります。

 肥満の発症は遺伝的素因や加齢の影響を受けることは周知の事実ですが、近年さらに、DNAの配列は変わらず、遺伝子の発現を活性化・不活性化する後生的修飾で、さらに細胞分裂後も継承される仕組みとしてエピジェネティクスの解明が急速に進展してきました。また、ヒト褐色脂肪についても基礎・臨床面から画期的な成果が多数出てきております。これらの知見は肥満症研究、診療に新たな戦略をもたらすことが大いに期待されます。

 一方、肥満症やメタボリックシンドローム、生活習慣病の診療、改善指導には、専門施設や専門医、専門指導士の充実は欠かせないシステムであり、日本肥満学会はそれらの充実に努めております。

 このような背景をもとに本学術集会を開催することは、肥満症への新たな戦略を見いだす上で、大変有意義な学術集会になることが期待されます。本学術集会では特別講演の演者として、褐色脂肪研究の世界の第一人者であるDr. Jan Nedergaard (Stockholm University, Sweden)、肥満疫学の先端研究者であるDr. Frank Hu (Harvard Medical School, USA) の方々が参加予定です。その他に招聘外国人講演や充実したシンポジウム、教育講演などを企画しております。また、ポスター会場では、美味しい京都伏見の日本酒や丹波ワイン、軽食をご用意いたします。

 本学術集会開催時期の京都は秋半ばを迎え、気候、文化、味覚ともに素晴らしい季節となります。大会のみならず京都の地を満喫していただければと思っております。多数の皆様方のお越しをお待ちいたしております。

大会事務局
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食品生物科学専攻 食品分子機能学分野内
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