ご挨拶

第68回日本弱視斜視学会総会会長 矢ヶ悌司(眼科やがさき医院)

 このたび、第68回日本弱視斜視学会総会を、平成24年6月29日(金)、30日(土)の2日間の日程で、第37回日本小児眼科学会総会と合同で開催させていただくことになりました。学会場は名古屋国際会議場と、名古屋駅からやや離れてはいますが、地下鉄などの交通機関のアクセスは十分に設備され、会場の規模も大きく、多くの参加者もゆったりと収容できるところです。今回の小児眼科学会総会長の佐藤美保先生と私は、名古屋大学では粟屋忍先生に、Indiana大学ではHelveston先生に、弱視斜視学および小児眼科学を師事した同門であります。この縁を生かして佐藤先生と十分に相談をして、両学会の良さを生かし、充実した内容になるようにプログラムを組みたいと思います。

 招待講演は、California Institute of Technologyの下條信輔教授をお招きしております。下條先生の御専門は, 視覚に関する実験心理学ですが、私と同時期に名古屋大学眼科学教室に籍をおかれ、粟屋門下として立体視の発達について研究され、その後も乳幼児の視機能、特に融像と立体視の発達について数多くの御発表をされています。今回の招待講演も、今までの立体視の発達についての研究成果から、最先端の視機能研究の御成果を披露していただけるものと期待しております。

 シンポジウムは、三木淳司先生(川崎医大)に座長をお願いし、「両眼視の発達と回復」というテーマで、種々の斜視と両眼視の関係についての新しい知見と討論を活発に行いたいと考えております。

 学会後の講習会は、初川嘉一先生(大阪府立母子保健総合医療センター)に座長をお願いし、斜視に関する手術のための検査やプリズム治療の実際について勉強したいと考えております。

 両学会とも、参加された皆様に満足した学会となるよう精一杯努力する所存です。どうぞ多数ご参加していただき、活発なご討論、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。

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第37回日本小児眼科学会総会会長 佐藤美保(浜松医科大学眼科)

 第37回日本小児眼科学会総会を第68回日本弱視斜視学会総会と合同で名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)にて開催いたします。

 本学会では、招待講演に米国インディアナ大学からDr.David A Plagerをお招きしています。Dr.Plagerは特に上斜筋麻痺の治療で有名な方ですが、同時に小児白内障、緑内障でも先進的な治療をされていることでご高名です。本学会では小児白内障手術とそれを取り巻く問題についてお話いただく予定です。

 シンポジウムは、学校保健を取り上げます。学童期の斜視・弱視、学校近視、感染症、色覚異常、障害児など、学童期の様々な問題にたいして小児眼科学会は何ができるか、眼科学校医が知っておくべきことは何か、養護教員に何をどう伝えるか、などそれぞれの分野の第一線の先生がたとディスカッションできればと思います。

 そして、土曜の夕方には、例年のように小児眼科学会講習会を企画する予定でおります。

 もちろん、学会で最も重要なのは一般講演、ポスター発表です。多くの皆様が研究成果を学会でご発表くださるようお待ちしております。

 蒸し暑いことで有名な名古屋の夏ですが、日本弱視斜視学会との強力なタッグで皆様をお待ちしたいと思っております。

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