第8回臨床高血圧フォーラム(The 8th the Japanese Society of Hypertension)

心血管病の抑制、新しい時代の始まり

会長挨拶

甲斐 久史

第8回臨床高血圧フォーラム 会長 甲斐 久史
久留米大学医学部付属医療センター 循環器内科

この度、第8回臨床高血圧フォーラムを2019年5月11日(土)・12日(日)の2日間、久留米市の久留米シティプラザで開催させていただくになりました。誠に光栄と存じます。

さて、本フォーラムは、日本高血圧学会が毎年5月17日の世界高血圧デーの前後に開催する臨床を重視した学術集会です。高血圧診療に関わる幅広い分野の医師、メディカルスタッフ、保健師など多職種が、最新の知見を共有し、見識と洞察をさらに深める場です。

今回は、大会テーマを「心血管病の抑制、新しい時代の始まり」とさせていただきました。2012年より今回で8回目の開催となりますが、2019年は心血管病予防の新たなスタートの年と言えます。まず、2019年5月より平成から新たな時代がまさに始まります。次に、2019年4月、わが国の新しい高血圧治療ガイドラインJSH2019が公表されます。

JSH2019ではこれまでのJSHガイドラインと比較しても、早期から、多職種協働で、厳格に血圧をコントロールすることで心血管病の一次予防・二次予防をめざすスタンスがより明確になっています。本フォーラムでは、「JSH2019を極める」シリーズや関連シンポジウム、メディカルスタッフセッションで、JSH2019にどっぷりと浸っていただき、参加するだけで新しいガイドラインが丸わかりできるプログラムとなっています。高血圧学会創成期の1会場制まではまいりませんが、会場数を絞り込みました。ホットな議論をお願いします。

さらに、今回は、久留米大学医学部地域医療連携講座・足達寿教授が会長をされる日本循環器病予防学会との同時開催となっています。日本循環器病予防学会とは高血圧・循環器病予防療養指導士制度をともに運営する学会ですが、同時開催を通じてより親しく綿密な関係を築くことを目的としています。2つの合同シンポジウムに加え、「JSH2019を極める」シリーズ、シンポジウム、メディカルスタッフセッションなど多くのセッションを共通企画として、いずれの学会参加者も自由に楽しんでいただけるようにしました。

特別講演では、世界医師会会長/日本医師会会長・横倉義武先生にわが国の医療の将来についてお話をいただきます。横倉先生は心臓外科医として、また福岡県南部(筑後地方)みやま市で長く地域医療に従事しておられる視線から、日本そして世界の医療をリードされています。さらに、がん研有明病院副院長/乳腺センター長・大野真司先生もお招きしています。TBS“情熱大陸”でも紹介された大野先生は、病院にとどまらず、地域に飛び出し、乳がん啓蒙運動“ピンクリボン運動”など患者さんや地域を巻き込んだ究極のチーム医療を推し進めている乳腺外科医です。お二人のご講演にご期待下さい!

会場とする久留米は、九州一の大河・筑後川のほとり、九州最大の平野・筑後平野のほぼ中央に位置し、古来、筑後国の中心として豊かな自然の恵みに育まれた“ほとめき”の街です。久留米からはブリヂストンの創業者石橋正二郎、東芝の創業者田中久重に加え、青木繁、坂本繁二郎といったわが国を代表する画家、そして松田聖子、藤井フミヤ、家入レオ、鮎川誠、中村八大といったミュージシャンなど、多彩な人材が輩出されています。久留米は焼き鳥屋密度世界一、日本有数のB級グルメの街でもあります。会場を一歩出て、是非、ダルム、ハツ、センポコなど“鳥”ではない久留米“焼き鳥”の定番や、元祖とんこつ久留米ラーメンで、久”留米(グルメ)を堪能して下さい。

5月の久留米は市内や耳納連山の緑が鮮やかな季節です。久留米で開かれる臨床高血圧フォーラムが、参加される皆様にとって有意義な会となり、心に残る思い出となりますようお祈りします。

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